1964年という、ビートルズ旋風がアメリカ初上陸した記念すべき年に全米でリリースされた4枚のアルバムは、イギリスでのオリジナル・アルバムとはタイトルも曲目もジャケットも異なる独自編集盤で、本作品はそのを復刻したものだ。それぞれ、ステレオとモノの両ヴァージョンをリマスタリングした音源が収められているのだが、なかでも初CD化となるステレオ・ヴァージョンの音質はなかなか感激モノ。というのも、64年当時に出たアナログ盤独特の質感を見事に再現しているからだ。
全米中をまたたく間に席捲したその凄まじい勢いとは、一体どんな感じだったのか……ビートルズ・ファンなら誰でも、64年のアメリカにタイム・スリップして実際に体験したいと一度は思ったことがあるだろう。これは、そんな願いを少しばかり叶えてくれるアイテムといえる。荒削りなビートの中に、万人を惹きつけた魅惑のメロディと溌剌としたハーモニー・ヴォーカルとを溶け込ませたこの音楽が“世界を震撼させた”のであり、その求心力は21世紀になった現在もまったく衰えていないという事実を、本BOXで改めて実感することができよう。(木村ユタカ)
音が悪いのが残念。 2005-08-11
期待して買いましたが、アメリカ・キャピトルの極めて不自然なミックスに居心地の悪い思いをしてしまいました。ホールエコーみたいな変な響きが全編に亘ってつきまとい、ビートルズ独特のストレートな音の芯が感じられません。リッケンバッカー本来の図太い音が死んでいます。何故か音質が良いという評判ですが、悪く言えばラジカセのようなドンシャリ音です。ジョージ・マーチンが精魂込めたUK盤のように艶と品のある音ではなく、何だかぎらぎらした安物の音質で、オーディオ好きな人にはちょっとお薦めできないですね。「アメリカ編集盤の音」だというだけでは納得のいかないミックスです。ジャケットはたしかにややチープではありますが、しっかりとしたアート紙仕様でそんなに悪くありません。企画自体はなかなか良い企画なのに残念です。アメリカ盤のアナログの音はこんな風ではなかったように記憶していますが・・・。
さらに詳しい情報はコチラ≫この記事は2007/7/8に作成しました。
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