斬新な点はいくつかあるが、とくにアニメーションと立体音響の使い方がきわめて革新的だ。初めて公開された1940年から数十年の時が流れたが、この意欲的なディズニー長編映画はまったく色褪せていない。ディズニーのアニメーターたちが解釈したクラシック音楽が、シュールなファンタジー、遊び心のある現実逃避を生みだした。レオポルド・ストコフスキー指揮、フィラデルフィア管弦楽団の演奏でつづる8エピソードには、チャイコフスキーやムソルグスキー、ストラヴィンスキー、ベートーヴェン、ポンキェッリ、バッハ、デュカース、そしてシューベルトの曲が使われている。どのエピソードも同じ高水準で映像化されてはいないが、「禿山の一夜」「魔法使いの弟子」「組曲:くるみわり人形」などは、ため息をつくばかりの美しさだ。アニメーションも多彩で、絶妙で繊細な技術を使用した部分も、すさまじく大胆な映像もある。ディズニーのキャラクターたちが変身をとげた瞬間、動きと色彩がスクリーンで爆発し、お仕着せの約束事など吹き飛ばしてしまう。細かな作りとあふれる色彩は本作品独自の特色で、さらなる先進技術を駆使した映画に比べてもひけをとらない。(Rochelle O'Gorman, Amazon.com)
素晴らしい! 2007-08-03
ディズニーアニメの中で一番好きな作品です。
クラシック音楽とアニメの幸福な結婚と言ったらいいでしょうか?
光と影の対比が素晴らしいミッキーの「魔法使いの弟子」。
ギリシア神話に舞台を変え、画像と音楽との一体感がぬきんでている「田園」。
地球の何十億年の歴史をわずか数分に凝縮した「春の祭典」。
カバ、象、駝鳥、ワニが楽しいバレエを繰り広げる「時の踊り」。
グロテスクでありながらも十分に美しい「禿山の一夜」。
イマジネーションの波の洪水とでもいえるでしょうか?
どれもこれも素晴らしく、2時間と言う時間があっという間に過ぎてしまいます。
数々の名曲もまるでこの映画のために作曲したように思えてきます。
子供向けと言うよりは、むしろ大人にお勧めしたい映画です。
この後60年たってディズニーは「ファンタジア2000」を撮ります。
技術は格段に進歩していますが、ディズニーのスタッフのイマジネーションは見るも無残に衰えてしまいました。
今、ディズニー映画も何回目かの転機を迎えようとしているのではないでしょうか?
さらに詳しい情報はコチラ≫この記事は2007/8/14に作成しました。
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