ディズニーアニメのクラシックのなかでも、プリンセスものではなく、超人気キャラが出ているわけではない本作が、50年以上も根強い支持を受けているのは、ストーリーの質の高さにあるだろう。お金持ちの家に飼われるコッカスパニエルのレディと、野良犬のトランプとの恋は、本作の直前に世に出た『ローマの休日』とダブり、キャラクターが犬であることを忘れさせる。レディはとことん可愛く、トランプは孤高でカッコいい。それでいて、犬独特のキュートな仕草に、頬が緩みっぱなしになるのだ。
音楽でも、佳曲が多いのが本作の特徴。あの有名なスパゲッティを食べるシーンで、ウェイターがアコーディオン片手に奏でる「ベラ・ノッテ」は、その後の夜のデートへの流れとともに、ドラマと音楽のマッチという点でディズニー作品のなかでもダントツのすばらしさだ。そして、時代を超えて色褪せないのが、アニメ技術の高さ。犬たちはもちろん、2匹の黒猫の意地悪さや、行き交う車をレディがすりぬけるアクション場面など、アニメーションとしての見どころも多い。大人がアニメを観て子ども心を取り戻す作品というのは数多いが、そのなかでも傑出した名作である。(斉藤博昭)
頼りになる 風来坊! 2007-07-27
家を飛び出した都会のお嬢様が、下町で遭遇する苦難の出来事をユーモアに描く、「ハミルトン・S・ラスク監督」の、1955年製作・ウォルト・ディズニーの感動長編アニメーション作品。
【家を飛び出した都会育ち犬の「レディ」は不良犬に襲われるが、野良犬の「トランプ」の出現で難を逃れるが・・・・・・。】
ジム家にやってきたコッカー・スパニエルの「レディ」・頭の良い雑種で野良犬の「トランプ」・双子のシャム猫『サイとアム」・ ブラッドハウンドの「トラスティ」・スコティッシュ・テリアの「ジョック」など、愉快なキャラクターの登場は存分に楽しめます。
また、ロマンスと冒険物語の展開もさながら、犬の世界に飛び込んだかのような感覚で犬達の表情・仕草などが「人間並み」の動きで描かれ、みどころと思うが・・・・・・。
(余談:2人の少年と1匹の年老いた老犬との愛情を描く、1957年製作・『ロバート・スティーヴンソン監督』の感動ドラマ・「邦題:黄色い老犬」(VHS)が公開されています。・・・愛犬家必見!)
さらに詳しい情報はコチラ≫この記事は2007/8/14に作成しました。
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