ディズニーアニメのクラシックのなかでも、プリンセスものではなく、超人気キャラが出ているわけではない本作が、50年以上も根強い支持を受けているのは、ストーリーの質の高さにあるだろう。お金持ちの家に飼われるコッカスパニエルのレディと、野良犬のトランプとの恋は、本作の直前に世に出た『ローマの休日』とダブり、キャラクターが犬であることを忘れさせる。レディはとことん可愛く、トランプは孤高でカッコいい。それでいて、犬独特のキュートな仕草に、頬が緩みっぱなしになるのだ。
音楽でも、佳曲が多いのが本作の特徴。あの有名なスパゲッティを食べるシーンで、ウェイターがアコーディオン片手に奏でる「ベラ・ノッテ」は、その後の夜のデートへの流れとともに、ドラマと音楽のマッチという点でディズニー作品のなかでもダントツのすばらしさだ。そして、時代を超えて色褪せないのが、アニメ技術の高さ。犬たちはもちろん、2匹の黒猫の意地悪さや、行き交う車をレディがすりぬけるアクション場面など、アニメーションとしての見どころも多い。大人がアニメを観て子ども心を取り戻す作品というのは数多いが、そのなかでも傑出した名作である。(斉藤博昭)
ロマンチックな犬の恋物語 2006-05-29
子供のころ家にあったディズニーハードバックA4絵本。
映画からのキャプ絵でみたスパゲッティがなんともおいしそぅで、ちびくろさんぼのホットケーキと同じよな「幼少時の想像味覚」No2くらいにきてました。
いやー!いいっすねー!オールドディズニー!
血統書つきのコッカスパニエルで飼い主に可愛がられている素直なお嬢様育ちのレディと、はしっこい野良犬のトランプが出会って、恋をする。。。
この2匹の名前が原題で、それはもちろん名曲「レディ・イズ・ア・トランプ」(あの淑女はアバズレ)にひっかかってるわけで。
お嬢とちょい悪い兄という永遠の少女ロマンス的テーマ。
トランプみたいに「ちょっと生活はアレだけど、困っているときには絶対来てくれる」ストリートの王子様はやっぱそそられますね。
そしてそんな浮き草な男を、最終的にはしっかり家庭につなぎとめるレディの辣腕ぶりはぜひ、見習いたいいや、もう遅いから見習ってほしいです。娘にw
この作品ですごいと思うのは陰の描写。光と影の中、犬たちが真っ黒に描写されているところがすごくあるのに、見づらくもないし美しい。
そして可愛らしい犬たちの動きは、まさにディズニー黄金期の名手たちがいてこそのものです。
そして恋の夜、美しい夜(Bella Notte)と夜明け、古きよきアメリカの風景。ディズニーの完全オリジナルストーリーの最初のヒット作です。
スペシャルエディションは映像特典はそれほどありませんが、長くお蔵にはいっていたとか、実はディズニー氏はあのスパゲッティのシーンは反対していたのに担当者がすごくこだわって実現したとか、面白い話しが聞けますよ。
さらに詳しい情報はコチラ≫この記事は2007/8/14に作成しました。
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